うるとらでぃびじょん

吹き飛ばさないでください

TLからポケモントレーナーの日常を読み取ってみた。

*注意

この記事には筆者の個人的な解釈が所々あります。それでもいいよという方のみご閲覧ください。

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ポケットモンスター、縮めてポケモン

この世界で私たちは「ポケモン」というコンテンツを様々な手段で楽しんでいる。

今回はポケモンの対戦面を楽しむ人たち、言い方を世界観に乗っ取って変えるならば「戦うポケモントレーナー」の日常を様々な視点から見てみようと思う。

 

紹介が遅れましたが私、「てぃえこ」と申します。初めましての方は初めまして。毎度お馴染みな人はいつもどうも。

 

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〜戦うポケモントレーナーの日常〜

 

ランクマッチやフレンド対戦などの対人戦を好む人たちは普段どのように過ごしているのだろうか。

 

*よく孵化余りを求めている。

孵化厳選の際に育てたいポケモンが手元にいない場合、TwitterなどのSNSを利用して孵化余りの募集をしている姿がよく見られる。

また、度々行われているパスワードを利用した交換会やマジカル交換など様々な手段を通して厳選に使える孵化余りを手に入れている。一部、ボールに拘る人もいるようだ。

もちろんそのような募集をせず自分で全て用意することも可能だが必要作業が増えるため、できれば誰かから譲って貰えるならばありがたく譲って貰った方が良いかもしれない。

 

ちなみに孵化厳選に関してどこまでやってるかは意外と人による。完全な理想個体を狙って厳選する人もいれば、ある程度いい能力値のポケモンが生まれたら「すごいとっくん」をして能力値を高めるなど、その人次第。

 

*厳選のち育成

厳選が終わり育成をするまでがワンセット。

努力値を高めるドリンクを飲ませたりポケジョブを利用したりけいけんアメを与えてレベルを上げたり進化させたり………ちなみにランクマッチは全てのポケモンがレベル50に固定されるためポケモンによってはレベルを上げずとも努力値さえ振ればそのまま戦える者もいる。しかしフレンド対戦のバトルタワールールにおいてはレベル50以下のポケモンはレベル50に固定されないため、フレンド対戦で遊ぶことも想定するならば念のためレベル50以上にはしておきたい。

 

*育成し終わったのでパーティを組む

育成を終えたら手持ち6体のポケモンの持ち物や技構成を手持ちのバランスを考えつつ調整して完成。個人力の高いポケモンもいれば全体を支えるポケモンもいるし2体のポケモンを組み合わせて真価を発揮するポケモンもいる。与えられる役割はパーティによって様々だ。おそらくパーティ作りは1番性格の出る部分だと思う。

 

*いざランクマッチへ

多くの人はランクマッチに潜ってどれくらい戦えるか確かめる。何戦か戦ってみて勝率が良ければそのまま続行。あまり戦績が振るわなければ一度見直してみたりなどよりパーティが扱いやすくなるよう実践経験を元にさらに調整していく。実際のパーティ完成は対戦回数を重ねた上で初めてできる、くらいなのかもしれない。いわば試行錯誤の繰り返し。ランクマッチの前にカジュアルやフレンド対戦などで試運転をする慎重な人もいる。やっぱりここも性格が出る。ちなみに筆者は試運転とかせずいきなりランクマッチに潜っている。気軽に潜っても戦うたびに報酬が貰えたりなどいいことがある。

 

*ランクマッチにはシーズンがある。

シーズン毎に若干使えるポケモンが増えたりルールが一部変わったりする。(現時点では)

大体1シーズン=1ヶ月前後となっているがこのシーズン内で序盤、中盤、最終という区間がユーザー間ではあるように見える。厳密に制定されたものではないが、序盤はマスターランクに乗せたり、順位を上げやすいことを利用して出来るだけ順位を上げてみたりなど多くの人がバトルをし、中盤で若干落ち着き、終盤で自分の順位を上げるために白熱したバトルが多発する、といったことが起こっている。特に最終的に順位が決まるシーズンの終了1週間くらい前から最終日にかけては必死にランクマッチに潜ってる人が多く見られる。

 

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ちなみにランクマッチにて順位を上げてからしばらく放置(数日間ほど)すると次潜る際に順位が下がっていることが多いため、中盤は順位キープしつつ最終に勝率を高めて順位を上げきる、という動きがランクマッチにおいて自分の順位を上げるコツなのかもしれない。もちろん終盤だけ潜る人もいれば序盤だけ潜る人もいるが。

 

*シーズン終了!今回の結果は?

ランクマッチのシーズンが終了すると自分の最終順位が表示される。ここでの目標は人それぞれなので目標を達成した人はおめでとう。目標を達成できなかった人も次こそは。

大体そんな感じだろう。ちなみにこの順位ならすごい!というのも人それぞれなので自分の目標を達成できたのなら自信を持とう。

 

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*シーズン終了前後に出回る構築記事というモノ

この界隈でのちょっとした特徴的な文化。それはこの「構築記事」にあると思われる。簡単に言うならば「今回はこのポケモンたちでこのような戦績を残しました」というレポートのようなものである。

構築記事には使用したパーティやそのパーティの使い方、強み、弱点などが色々書かれている。読んでみるとこういうのもあるのか、と新たなる発見ができて非常に面白い。

ただこの構築記事はあくまで書くかどうかは個人の自由であり、逆に書いてはいけないということもない。(実際私も何度か書いたことがある)

これらの構築記事というのはシーズン終了前後に出回る傾向にある。というか私のフォローしてる人はみんなRTしているためTLが構築記事で埋まっている。この光景はなかなかにシュールだが対戦してるポケモン界隈でしか見られない光景かもしれない。これらを読んでいると意外なヒントを得られたりするため、ポケモンに関して多少の知識があるならば読んでみると良いかもしれない。

 

*来シーズンの準備

前シーズンではこのようなパーティを使ったから次は違うポケモンを主軸にしたパーティにしよう、などまた新たなシーズンに向けての用意が始める……人は始めている。と言ってもシーズン終わると次のシーズンが始まるまでそんなに期間が空いてないこともあって最初は少し落ち着くまで待つ人もいるが。

おそらくまたレギュレーションが変更されるため若干ながら環境が変わっていくことになることが予想される。大体これの繰り返し、そんな感じ。

 

*え?何じゃあ同じことの繰り返し??

もちろんそんなことはない。実際私なんかはずっとランクマッチに潜ってると飽きてしまう。集中力がある人や力を入れている人はランクマッチに潜り続けているかもしれないが全員が全員そういうわけではない。なんなら対戦知識や厳選環境が整っていても必ずしもランクマッチに潜るとは限らない。ここからはランクマッチ以外にどんな日常を過ごしているのかさらに見ていこう。

 

*非公式の大会が開かれる

突発大会、身内大会などポケモンバトルをしているポケモントレーナーが個人個人で主催をする非公式の大会が開かれることが度々ある。その形式はリーグ戦方式だったりトーナメント方式だったりと様々。これらに参加するメリットとしては普段とは違った緊張感のあるバトルが楽しめること。ランクマッチとは違った独自のルールで遊べることもあること、人と人との繋がりを増やせるなど。特に筆者は身内大会と呼ばれる知ってる人同士の若干狭い関係の中で優勝を決める大会に参加することも多い。ちょっとした身内間で緊張感を味わいつつアニポケのポケモンリーグっぽさも味わえることもあって楽しく感じる。

 

*対戦オフが開かれる

筆者は行ったことがないので詳しくは知らないのだがどうやらオンライン対戦ではなく実際に会場まで出向きポケモンバトルをする対戦オフというものが度々開かれているそう。もちろん非公式である。しかしこちらでも交流を増やせたり熱いポケモンバトルを繰り広げられたりなど、なかなかに楽しそうな雰囲気はしている。

 

ちなみに対戦オフ、身内大会、突発大会系などの募集はTwitter上で行われてることがほとんど。

 

*人によっては対戦配信をしている

ポケモンバトルの配信者は結構多い。大手の人もいれば身内向けにしている人もいて様々。特に身内大会にてバトルの光景を配信することで身内間で盛り上がったりする。普段のランクマッチの配信や孵化厳選をしながら雑談だとか配信スタイルは人それぞれ。ポケモンの交換会配信をしている人も。

 

ポケモン交換会

今作ではパスワードを一致させることでどんな人とでも交換できる、という仕様を利用してポケモンの交換会が行われることがある。パスワード制ということもあって参加概要さえ守れていれば参加しやすいというのが何よりのメリット。孵化余りや珍しいポケモンが手に入る機会でもあるので初心者に優しい企画だと思う。

 

*レイドバトル周回

技レコードやダイマックスアメ、けいけんアメ、ワットを求めてレイドバトルを周回こともしている。なんというかこのレイドバトルが実装されてからソシャゲ感が増した気がする。最近のトレンドはヌケニンのレイド。

 

*色違いポケモンを粘る

これに関してはもはや色違いは対戦に影響しないので趣味の範囲だしやりたくば覚悟するのだ。ほんまに時間取られるで。ほんまに。

けど、お目当ての色違いが生まれたり、出現した瞬間のあの感動は計り知れないものがある。正直対戦以上に修羅の道だと思う。

 

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*最後に

大体私のTLから読み取れる日常はこんな感じだろうか。もちろんリアルと並行しながらポケモンをしているわけなのでポケモンできない時もあるが、筆者は時間がある時に趣味としてポケモンを楽しんでいる。中にはポケモン中心になっている人もいるかもしれないが。

 

これまでの文章見返してみると人によっては対戦準備までやることが…やることが多い!ってなるのだろうか。特に厳選とか対戦とかこの辺り、古くからポケモン対人戦をしている人と最近になって触れ始めた人との認識の差は結構ありそう。まだまだ敷居は高いのかも。まあでもそれでもハマる人は本当にハマる。興味を持っている人が身近にいたのならば、……優しく見守ってあげるのが良いか。

 

これといったオチが思いつかない私でした。終わり。