【単体考察】殴れる弱点保険ダイマックスフワライド
*自己紹介
初めましての方は初めまして、知ってる方ははいどうも、てぃえこです。
(Twitter:@poeco_ct3)
*前書き
ポケモン自体は長いこと遊ばせて貰っているのですが単体考察記事を書くのは実はこれが初めてとなります。よって所々慣れていない部分もありますがどうぞよろしくお願いします。
*注意
この記事を書いている人物は順位が3000〜1000位台(シングル)であり、これより上位(または下位)の環境下ではこのポケモンの戦術が通じない可能性もあるということを考慮してもらった上で読んでください。
*そして本題へ
今回ご紹介させていただくポケモンはまさかの「ダイマックスを前提としたアタッカーフワライド」です。これまでは小さくなるバトンタッチなど、後続を活かすサポーターとして活躍していたポケモンですが、それとはまた別の型となります。
フワライド@じゃくてんほけん
特性:かるわざ(持ち物を消費すると素早さが2倍になる)
ジャイロボール バトンタッチ
性格:いじっぱり
努力値振り:H4 A252 B100 D52 S100
実数値:(226-145-77-×-81-113)
*なんでこんな調整に?
HB:無補正A252珠ミミッキュのシャドークロー確定耐え
ダイマックス時無補正ごりむちゅうヒヒダルマのつららおとし確定耐え
A:特化しないと火力が出ません
D:余り
S:準速60族抜き
S+1で最速100族抜き抜き
かるわざ発動もしくはS+2でスカーフ最速85族抜き
かるわざ発動に加えS+1でスカーフ最速ドラパルトを余裕で抜き去るレベル
*Sラインについて
素早さに関してはかるわざ発動後にダイジェットを撃てていればほぼ抜かれることがなくなるくらいぶっ飛んでます。
私はこの調整で運用していましたが意識すべき点はかるわざ未発動時にどこまで抜けるようにしたいか、になると感じました。もうちょっと素早さに振りたい場合はDかBから削りましょう。
*技考察
ダイジェットで前者ならば130、後者ならば110となります。ダイマックス技の威力重視で私はそらをとぶを選択していましたがダイマックスが切れてもパワーの出るアクロバットが欲しい場面もあったので好きな方を選択しましょう。
ダイマックスで威力130に。対面ドラパルトやFCロトムに撃つ技がこれです。こちらのダイマックスが切れても相手のダイマックスのターンを枯らすという目的でも使えるので非常に使い勝手が良いです。守るも無効な点も嬉しいところですね。
ジャイロボール
フワライドの物理技は非常にレパートリーが少なくダイマックス前提とはなってしまいますがまず読まれない技です。ダイスチルの追加効果は自身の耐久上昇に繋がる他、ダイマックスが切れてもバトンタッチで後続に引き継げるので想像以上にこの技は重宝します。
なお、ダイマックスが切れた後は使い物にならなくなってしまうのは難点ですね。
バトンタッチ
じゃくてんほけん及びダイマックス技で上がった能力を引き継げます。ダイスチルで防御も上げられる点はトゲキッスとの差別化にもなります。しかし本来のフワライドと違ってバトンタッチできるほど延命しなかったりそもそもバトンが読まれることも多いため別の補助技を入れるのもありです。
*ざっと運用法
先発か死に出しで繰り出し初手でダイマックスを切ります。弱点を突いてきそうな不利対面ならなお良しです。先に展開されるより前に展開して圧をかける、崩すというのがこのフワライドの運用法と言えますね。
VS ドラパルト
初手ダイホロウで倒してしまいましょう。
シャドーボールなら耐えてかるわざとじゃくてんほけんを発動できますがなぜかドラゴンアローから入ってくるものもいます。
VS FCロトム
素早さの関係性がわからない相手になりますが基本ダイホロウ2発で倒せます。もし、先手を取られ電気技を撃たれた場合は一撃で仕留められます。相手がダイマックスを切ってダイサンダーをしてきた場合でも耐えるのでダイホロウ+素早さ上げのためにダイジェットで仕留めてしまいましょう。
VS ミミッキュ
対面ミミッキュに勝てるよう調整しているので対面だけであれば勝てますが先発が倒されて次に出てくるのがミミッキュというパターンがほとんどでした。ばけのかわ処理後はダイホロウかダイスチルで倒せますがダイマックスを切られるとダイホロウでしか倒せません。じゃくてんほけんが発動すれば別です。
VSサザンドラ
本来のフワライドであればほぼ勝てない対面ですが、あくのはどうを受けてかるわざとじゃくてんほけんが発動すればダイジェット1発で倒せます。おそらくこのフワライドを使用してて最も倒した数の多いポケモンです。
VSガラルヒヒダルマ
つららおとしは耐えるには耐えますが交換読みで蜻蛉返りを使われるパターンも多かったです。最速スカーフ持ちはかるわざ発動+ダイジェットでないと抜けないため対面した際にはできれば素早さを上げておきたいですね。
VSトゲキッス
ミミッキュ同様に初手で対面する機会はあまりありませんでした。対面した際はいきなりダイマックスを切られることがなかったためダイスチルで対処してました。どちらかと言えば1体目が倒された後から出てきてダイマックスされるパターンが多かったです。その際にはこちらのダイマックスが切れた後にゴーストダイブで無理矢理ダイマックスをやり過ごしてました。
VSドリュウズ
初手での対面がかなり多いポケモンです。岩技が飛んでくるよりもアイアンヘッドを撃たれることが多かったのでじゃくてんほけんが発動しない機会も多かったです。基本じゃくてんほけんが発動せずともダイジェット+ダイホロウで倒せるのでこちらの行動が安定と言えるでしょうか。
*苦手な相手
カバルドン、ドヒドイデ、アーマーガア、ナットレイ、ヌオーなどの耐久全般
条件を満たすことで火力を得るポケモンなので上記のような数値で受けてくるタイプのポケモンに対してはかなり弱く、バンギラスやドサイドンに関しては倒し切れず返り討ちにあってしまいます。これらのポケモンがいた際には選出を控えるか他で削るなどをしましょう。
*このポケモンの強み
・奇襲性の高さ(初ターンから崩しに行ける)
・じゃくてんほけん発動時の爆発力
・ダイマックスが切れても強い
読まれなさは最大の武器と言えるでしょう。思った以上に弱点技を撃たれる機会が多かったためじゃくてんほけんは発動しやすいです。この型に関しては不利対面と有利対面がひっくり返ってるように感じました。
*このポケモンの弱み
・火力をじゃくてんほけんに頼ってる関係上相手依存になりがち
・ダイマックス前提の性能になってしまっているため後々来るダイマックスポケモンの処理を後続で考えなければならない
・耐久もダイマックスありきのものなので非ダイマックス時は非常に脆い
このあたりでしょうか。とにかくダイマックスに頼り切ってしまっている点は弱点と言えるでしょう。ジャイロボールが使い物にならない以上ギャラドスやトゲキッス以上に依存度が高いです。
*まとめ
このポケモンはかるわざ+じゃくてんほけんという条件を満たした状態で1体突破すると相手もダイマックスを切らなければ受け切れなくなるくらいの爆発力を得るので崩す力は大いに高いです。ダイマックス後はゴーストダイブやそらをとぶによるターン稼ぎもできるためこちらのダイマックスは有効に使いつつ相手のダイマックスは枯らせられる、という動きができるのは強かったです。
こちらの後続はできればドリュウズやミミッキュのような対面の強いポケモンが望ましいです。(後続でダイマックスを相手しなければならない場面も多かったため)
*最後に
だいたい書きたいことは書き切ったため今回はこの辺で終わるとします。ダイジェットに屈しない圧倒的な素早さが欲しいというだけで育成した結果思いの外強かったのでこのような形で紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか。え?読みにくかったって?それは本当にごめんなさい!!次回もしも何か得体の知れないポケモンを発明してしまって似たような記事を書く際には気をつけますので!
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。お付き合い感謝いたします。
それでは皆様ごきげんよう……。