BSC4回戦考察と感想(vsPARUOさん)
*マギアナブロックパートナーズ一覧
<はじめに>
人間じゃないんじゃないかと噂されています。こんにちは、てぃえこです。今回もBSCの対戦考察を行っていきます。いよいよ予選も大詰め。マギアナブロック最終戦の対戦相手はPARUOさんです。凄まじいプレイング力を持っている強敵と言えるでしょう。
予選1位通過をかけた戦いになります。
※私のパーティはBSC1回戦目の考察記事を参照
<お相手のパーティ>
カバリザマンダの並びに加え、相性補完の良いポケモンを組み合わせており、隙がほとんどありません。
<全体的な印象>
メガ枠は実質4体、さらには自由枠でガラッと大きくパーティの印象を変えてしまいそうな柔軟性とあまりにパターンが多すぎて明確な予想はさせてもらえません。起点を作ってくるようにも見えればサイクルを回してきそうな気もする。どちらも刺さっているゆえにわかりにくいですね。こちらは正当法で行くか、変則的な戦術を考察し崩しを狙った方がいいか、それすらも疑問に思ってしまいますね。
ここからはいつも通りの考察に入ります。
もちろん試合前に書いたものです。
<単体考察(こちら)>
タスキ、スカーフを持たせること前提になるがめざパの採用次第では選出可能。だがめざ炎、めざ氷、めざ岩と採用したいめざパが多すぎてどれを選ぶか悩んでしまう。
・化身ボルトロス
おそらく最も刺さっており動きやすいであろうポケモン。同時に警戒もされているだろう。こちらのパーティの方針の鍵を握るポケモンなのでやはり選出することになりそうか。それとなく挑発は欲しいところ。
メガ枠。先に展開できてしまいさえすれば刺さる。HD型ならウォッシュロトム対面でも舞っていけるがメガリザードンX及びメガボーマンダ対面で弱くなってしまうのは難点。スカーフゲッコウガを呼ぶ原因。
雨下ならメガ枠。正直雨自体は刺さっているがウォッシュロトムの存在が気がかり。リザードンに対しては岩雪崩かストーンエッジを採用すればいいのでそれほど困ることはなさそう。メガを匂わせて選出誘導させるかもできるからこそ悩ましい。
相手の技構成次第。しかし役割破壊されまくるのであまり刺さっているとは言い難い。お留守番枠か。
マンダとリザに起点にされかねないがウォッシュロトムに強く出られる他ステルスロックも撒ける。選出すると間違いなくサイクル戦になる。
要所要所どのポケモンにも役割があり刺さりが良い悪いがこれまでとは違ってはっきりしていない。あらゆる選出が考えられる故に迷いが生じる。
<単体考察(相手)>
メガ枠。メガリザードンXYとは共存できないもののどちらも刺さっているので選出判断がしにくい。無難に舞ってくると思われるが果たして。
マンダかリザとセットで出てきそうなポケモン。ただこちらはカバを対面で処理できるポケモンが多く選出されてもそこまで困らないことから自由枠になっていてもおかしくはない。一応警戒はすべし。
・ハッサム
鋼枠自体こちらのパーティには刺さってないため自由枠になってる可能性は濃厚。ただしミトムと合わせてサイクルを回してくる可能性があるので炎技は切れそうにない。
無難に重いポケモン。技範囲を広げてくるか展開型かすらもわからない。安定して受けられないのでできれば対面で潰したい。先発はゲッコウガと殴り合えるポケモンを出さざるを得ないか。
メガ枠。どっちのメガも選出できそうなので何方が飛んでくるかはわからない。ボルトロスに少しでも強くするならXの方に軍配があがる気がする。ニトチャ、龍の舞をさせる前に倒してしまいたいところ。今回全体的に一瞬の隙も許されないので辛い。
明確にこちらのメガボーマンダに強いポケモン。ただし草枠2体。どう見るか。カバを切るならこちらが出てくる可能性が高い。少なくとも耐久を振っていると見ていい。サイクルを回されてしまうグルグルリ。
サイクルで来るか積んでくるかもしくは両方なのか判断がしにくい。自由枠はカバとハッサムのどちらかと変わっている可能性が高いのでどちらがいない場合を想定してそこを刺せるポケモンを用意した方がいいか。というか自由枠は対面で舞われない積まれないポケモンを用意した方が良さそう。即ちタイマンが強力なポケモンが必要になってくるだろうか。少なくともリザマンダに弱い自由枠は採用できそうにない。
選出のみで戦おうとするのは無謀に近いか。
<出来上がった構築と選出予定>
ボルトロス@草z
性格:穏やか
特性:悪戯心
努力値振り:HDベース
技構成:電磁波 挑発 威張る 草結び
ロトムカバ対面で暇にならないように草Zを採用した。基本的にどのポケモンにも投げていける万能ポケモン。唯一ゲッコウガが厳しい。起点を無理矢理作ってマンダに繋げていくボルト式猫騙し型。
性格:臆病
特性:ビーストブースト
努力値振り:CS252
技構成:パワージェム 草結び 電磁波 ステルスロック
対ゲッコウガ要員として突っ張っていく。カバおよびハッサムが出てくるので裏でカバーしたいところ。相手の行動が読めるかどうかの勝負を仕掛けなければならない。
性格:陽気
特性:威嚇→スカイスキン
努力値振り:AS252
技構成:恩返し 逆鱗 身代わり 竜の舞
今回の主軸。舞って勝つというシンプルな作戦を成功させるため逆鱗を採用した。ウォッシュロトムにも通るもう1つの一致技。
ボルトの威張る電磁波から入り身代わりを貼って舞っていく危険な賭け。反動を気にして恩返しになっている。果たして懐いているのか。
性格:控えめ
特性:テクニシャン
努力値振り:CSベース
技構成:めざめるパワー岩 ヘドロ爆弾 リーフストーム マジカルシャイン
めざパは岩。メガリザードンYならば対面で勝つことができる。が、起点にされやすい点には注意。一応ウォッシュロトムに投げられる程度の耐久は有している。
ラグラージ@オボンのみ
性格:図太い
特性:激流
努力値振り:HBベース
技構成:波乗り ステルスロック 吠える 欠伸
これまでに使ってきた個体の流用。草結びが怖くて出せていない。ウツロイドが出せない場合はこちらを選出。
性格:臆病
特性:貰い火
努力値振り:CS252
技構成:火炎放射 岩石封じ 大地の力 めざめるパワー氷
そこそこの速さと耐久、火力を保持したヒードラン。故に中途半端。おそらくいないであろうハッサムの牽制とその他鋼枠の牽制要員。自由枠次第で選出。
自由枠はウツロイド。比較的無難ですね。基本選出はウツロイドorラグラージ→ボルトロス→ボーマンダ。今回はシンプルに起点を作って舞うという流れを作る並びにしてみました。これまでの奇策に比べるとかなり無難です。ガッツリ運に頼るつもりでいるので決して安定するとは言えませんが、ステロを巻き、竜の舞ができればかなり勝利に近づくとので悪くはないと思います。あとこちらが安定しないというよりかは相手を安定にさせないという意図も含まれています。
では実際どのような結果になったのか見てみましょう。
<対戦結果と感想>
相手の自由枠はウォッシュロトム→アーゴヨンでした。自由枠自体はある程度予想できたものですが、カバルドンもハッサムも自由枠になっていなかったのでそこは読み外してしまいましたね。こちらは先発水技切りゲッコウガ読みでウツロイドから入りました。
BV:BRMG-WWWW-WWWV-AQHS
こちらは予定通りウツロボルトマンダの選出をしています。1発目の草結びはとんぼ返り→カバルドン読みなのですが見事に外しています。この時点でカバがいないこととウツロイドが相当重い選出をしていることに気づき、スカーフ型にすればよかったと内心思っていました。アーゴヨンを麻痺させた後、ボルトロスから入ろうにも倒されて素早さを取り戻されてしまうのでボーマンダから入らざるを得ませんでした。後ろのゲッコウガが見えている以上、身代わりを残さないと確実に勝てないので麻痺することにかけて強引に身代わり連打するしかありませんでした。勝負には勝てましたがかなり運に頼っているのでもうちょっと安定した構築が思いつければかと思いました。
次はいよいよBSC決勝トーナメントが始まります。これまでよりも使える自由枠が減っているため、より厳しいバトルになりそうな予感がしていますが頑張りたいですね。
NEXT STAGE…(ここまで読んでくださりありがとうございます。)